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営業
時間
午前 9:00~11:30
午後 13:00~18:00
(最終受付17:40)
定休
日曜日・水曜日・祝日
駐車場
2台あり
当院の北東側
「宮前駐車場」
最寄
「河内松原駅」より徒歩10分

お灸って気持ちいい。自宅で簡単セルフケア

実は、せんねん灸公認のセルフケアサポーターなんです。

お灸の良さを知っていただきたいので今回はまず基本からいきましょう。

お灸の基本 【入門編】

お灸は簡単にできるセルフケアです。身体の不調やストレス緩和に有効ですが、やった事がない方には少し不安があったり、ハードルが高いように感じたりするかもしれません。

いざやってみると簡単で効果を感じてもらえると思います。

自宅で気軽にできるお灸で身体と心のバランスを整えていきましょう。

必要な道具

お灸、ライター、灰皿、油性ペン、ろうそく

お灸の選び方

お灸には、一般的に艾(モグサ)と炭化状艾の2つの種類があります。それぞれの違いと特徴を説明します。

1. 艾(モグサ):
- 艾は乾燥させたよもぎの葉を使用して作られます。
- 火をつけると艾が燃え、煙と香りを発します。

2. 炭化状艾(タンカジョウモグサ):
- 艾炭は艾を炭化させたもので、灸の形状が固くなっています。
- 艾炭は直接火をつけても燃えにくく、煙や香りも少ない特徴があります。

お灸の選び方は、個人の好みや目的によって異なります。まずは自分のニーズや体質に合わせて、艾や炭化状艾のどちらを選ぶか検討しましょう。初めての方は、まずは初心者用の温熱レベル1のお灸がオススメです。

分からない時は、遠慮なく聞いて下さい。
ばっちりお答えします。

お灸を始めてみよう

お灸の基本 【入門編】
当院は、せんねん灸のセルフケアサポーターですので、ここでは「せんねん灸」を使った紹介をしていきます。

1.お灸の台座の剥離紙を外して、指先に貼る。

2.お灸の先に火を着ける。(火をつける時は、火傷に注意してください。ライターが怖い場合は、ろうそくを使用してもOK)

3.ツボに据える。

詳しくは、この下で解説していきます。

ツボを見つけて、据えてみよう 【実践編】

「ツボってどこにあるの?」という質問をよく受けます。
ツボは全身に361穴あります。

そんなにあるんだっらどこに据える!?となった方がほとんどだと思います。
「安心してください!教えますから。」

ツボの探し方、見つけ方

セルフケアですのでご自身で据えることができる、腕や足にお灸をしていきます。

1.観察していきましょう。左右の腕、左右の足を見比べていきます。すると肌の色が悪かったり、皮膚がパンパンに張っているorプニプニしている。などなど変化に気づきます。(慣れれば分かるようになります。頑張りましょう。)

2.撫でていきます。最初は、羽根で撫でるようなイメージで撫でていきます。
すると、指が滑らず引っかかる、他と比べて冷たい(熱い)とういところが見つかります。

見つけたツボに据えていこう

1.先ほど見つけたツボにペンで印をつけましょう。
見つけたツボを指で強く押してしまうと、せっかく見つけたツボが変に緩んでしまったりして分からなくなってしまう事があります。そうならないようにペンで印をつけます。(水性ペンでも可。ボールペンはツボ押しになってしまう為、あまりよくない。)

2.お灸、ライター、灰皿、あると便利なろうそく
お灸の底についている剥離紙を剥がして指先につけ、ライターで着火。(ろうそくを使用する場合、先に火をつけてから剥離紙を剥がしましょう。)

3.お灸をつけている手と反対の手でお灸を外しチェックしたツボへ乗せましょう。

熱さの目安

ツボを見つけて、据えてみよう 【実践編】
お灸のイメージを聞くと「熱い、くさい、お仕置き」と散々なイメージを言われることがほとんどです。なぜそんなマイナスイメージかを聞いていくと「悪いことをした時にお灸を据えられて、めっちゃ熱いから」とお灸をしたことがない人でも8割くらいの人がこの回答。

我慢しなくていいんです。熱いのを我慢しなきゃ効かない!そんな事もありません。

お灸は約5分ほどで燃え尽きます。同じツボへのお灸は最大3回まで!!

1回目、なにも感じなければ2回目のお灸を据えましょう。
1回目で、ピリピリなど熱い、又は不快感が出た場合はそこで終了です。

我慢は必要ないんです。お風呂に入っている時のような心地よい熱さがベストなんです。

3回お灸を据えたけど、なにも感じなかった、分からなかった。という方、実はそれだけ不調なんです。
不調だからといって4回目に突入は絶対にやめて下さい。お灸は火を使っています。安心・安全に使うにはルールがあります。包丁だって正しく使えば、美味しい料理が作れます。間違った使い方をすればただの凶器です。

翌日か、もう1日空けてお灸をしましょう。
時間が経てば身体も変化していることがよくあります。
前回感じなかったツボが反応することもあります。

上記の表を参考にお灸を据えてみて下さい。

お灸の外し方

ここが最大のポイント!!

外し方を知らないと、灰が飛び散ったり、熱いから外したいのに外れず火傷した。なんて事にならないように、しっかり覚えてください。

1.お灸の台座を親指と人差し指で摘みます。

2.真っ直ぐ(垂直方向)に持ち上げます。すると皮膚が引っ張られて「山」のようになります。

3.皮膚が引っ張られている状態のまま、台座を捻ります。(右の指の場合、台座を上から見て時計回りに回し捻ります。逆回りでもいいですが、時計回りの方向の方が回しやすいです。左指で外す場合は、右指と逆で反時計回りで外します。)

灰皿はすぐ近くに置いておきましょう。

さいごに

さいごに
お灸って気持ちが良いんです。ちゃんと効果も出ます。
でも、知られていないんです。知らないなんて勿体ないんです。

当院では、お灸教室を不定期開催しています。
ご要望があればご都合を合わせて開催しています。

せんねん灸の台座のお灸は、販売のみで施術では使っておりません。
オーダーメイド施術等では、手捻りのお灸を使用しています。(お香の様なとても良い香りです)