経絡と経穴の関係性

経絡と経穴は、中医学における重要な概念であり、体内のエネルギーの流れを制御する役割を持ちます。

経絡とは、身体の表面から深部に至る、一定の方向に沿って流れるエネルギーの通り道のことを指します。これに対して、経穴とは、経絡が表出する特定の場所にある、経絡の流れを調節するためのポイントのことを指します。

経絡は、全身を貫く12本の主要なものと、それらに付随する多数の支絡があります。それぞれの経絡は、臓腑や組織、神経、筋肉、皮膚などの様々な部位と関連し、身体の機能や症状に影響を与えるとされています。

経穴は、経絡上にある特定のポイントで、身体の機能を調節するために刺激されます。経穴には、各経絡に対応する多数の穴があり、刺激することで身体のバランスを調整し、健康を促進するとされています。

経絡と経穴は、経絡理論や経穴療法の中で使用される概念であり、中医学における重要な概念の一つです。経絡や経穴を活用することで、身体の調整や治療を行うことができます。

経絡と経穴って言葉を聞いたことありますか？
経穴はみなさんが言う『ツボ』になります。ツボは電車の『駅』だと思ってください。
経絡は、電車の『線路』だと思ってください。

線路は全部で12本あり、経絡という線路の上に、経穴という駅があります。
ツボで遠隔治療というのを聞いたことがあるかもしれませんけど、これはA駅で駅弁を積めば同じ路線のB駅に届くのと同じです。

〇〇線と同じように、全ての電車が止まる主要駅、特急は止まらないけど急行まで止まる準主要駅（造語）、その他の各駅電車だけが止まる駅がそれぞれ12路線にあります。

どの路線のどの駅を使って治療をしていくのかを考えていくのが私の仕事です。


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小難しく説明するよりも、どうした方がより相手に伝わるのか、伝える事って本当に難しいです。当院ではわかりやすく伝えるようにしていますが、わからないと思った時は遠慮なく聞いてください。