冬の肩こり、手の冷えが原因かも

寒くなると肩こりがひどくなる方、原因は『冷え』かもしれません。

防寒対策でインナーやアウターを重ねたり、冬物に代えてるけど肩こりがひどいというお声は毎年寒くなりだすこの時期からよく聞きます。
何が間違えているのでしょうか？

お風呂に入ると手、手先がジンジンする。
これも冷えている証拠です。温もり血流が良くなると起こります。

冷えって意外と気が付かないものなんです。

寒くなると服は秋物や冬物と変化していきますが、『手』は1年中ハダカのままなんです。

冷えると血流が悪くなり、筋肉は硬く動きにくくなります。

そんなまだ寒くないし、いけるやん！
と思われるかもしれませんが、身体は季節の移ろいを敏感にキャッチしています。

肩から指先までの上肢は、上（肩）の方が大きな筋肉で、パワーが出て力仕事に向いています。下（指先）の方に行くほど細く細やかな作業の出来る筋肉になります。
筋肉は単体で動いている訳ではなく、幾つもの筋肉が連動して動き作業・動作を行います。時計などの歯車のように・・・。

もしその連動している筋肉に不具合が起きたらどうなるでしょうか？

ここでの不具合は冷えをメインとして考えていきます。

手指が冷えることで筋肉が硬く動きが悪くなる
↓
細かい作業がしにくくなる
↓
他の筋肉がカバーしてくれる＝負担がかかる

この負担こそが肩こりの原因となります。
歯車の場合、どんなに小さい歯車でもダメになると全部が動かなくなりますよね。

温めましょう。
お湯につけるのもいいですし、お灸もおすすめです。（リンクを貼っておきます）

そんなめんどくさい事できないよ！という方にはストレッチ

上肢は屈筋（腕や指を曲げる筋肉）＞伸筋（腕や指を伸ばす筋肉）の方が強いんです。
どちらもストレッチはやるべきですが、屈筋をまずは緩めてあげましょう。