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免疫力って何?お灸でUPするの?

お灸で免疫力UPと言われても、そもそも免疫って何?

免疫には『自然免疫』と『獲得免疫』の2種類

自然免疫とは

口や鼻などから体内に病原菌が入ってきた時に、それらを攻撃してやっつけるのが『自然免疫』。

これは元々生まれながらに体に備わっている免疫で、体外から入ってきた異物・病原菌、病原菌にやられた細胞を食べてやっつけてしまいます。(貪食)

獲得免疫とは

未知の病原菌(今まで経験したことのない病原菌)が体内に入ると、咳や鼻水、腹痛など病気になりながら病原菌の情報を身体は記憶していきます。こうやって病原菌に対して新しい免疫を獲得していくのが『獲得免疫』。

免疫力を低下させる原因

コロナ禍で盛んに免疫力が大事を言われていましたが、ここで少しおさらい。
免疫力を下げてしまう事が分かれば、その逆をやれば免疫力UPに繋がっていきますよね。どうやっても無理なものもありますが、最初の方は対処できるので、気をつけてくださいね。

①冷え

冷えは万病の元と言われるように、免疫の低下に直結します。
体温が低いと免疫細胞の働きが弱くなり、侵入してきた病原菌に対して攻撃力が落ちてしまいます。

36.5℃以上になると活発に活動するNK細胞。(ウイルス感染した細胞を攻撃)
貪食細胞と言われるマクロファージも体温が高いほど活発に活動。

②食生活の乱れ

丈夫な身体作りは食生活から見直しましょう。
身体が必要とする食べ物は、免疫力を高め、丈夫な身体を作ります。

栄養の偏り、脂質・糖質の摂りすぎたりと身体によくない食生活を送っていると太ったり、冷え、血液ドロドロなどと免疫を低下させてしまいます。

③体型

太り過ぎも痩せ過ぎも免疫の低下の原因となります。
BMI(国際的に用いられる体格指数)は、日本では18.5〜25未満が普通の範囲となります。

BM I=体重(kg)÷ 〔身長(m)×身長(m)〕

④睡眠不足

睡眠不足が続くと免疫の低下が起こります。
睡眠時間が短いと風邪を引きやすくなったりします。

⑤ストレス過多

ストレス過多の状態が続いて緊張状態が長引くと免疫システムの異常が起こります。

⑥腸内環境

免疫細胞の70〜80%が腸にあります。と言うことは「腸内環境」が良いと免疫細胞の働きが活発になります。逆に「腸内環境」が悪いと免疫の低下が起こります。

腸内環境の良し悪しは腸内細菌の種類で決まります。

⑦加齢

ついにきました。自己ではどうする事もできないものです。

細胞は古い細胞をコピーして新しい細胞が作られます。
コピーをを繰り返すうちにエラーが生じて、異常な細胞が作られます。これは年齢を重ねるほどエラーは起こりやすくなります。

しかし、運動、食事、睡眠と生活習慣が良ければ老化や免疫の低下速度は遅くなり、生活習慣が悪ければ全てが悪くなります。

お灸で免疫力UP!!

体温と免疫力が関係しているのは分かっていただけたと思います。

お灸をすることで循環改善を促し、体質改善につながります。

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体温って何℃くらいがいいの?

健康を維持するためには、36.5℃以上を目指していきましょう。
体温毎の目安です。

36.5 ℃:健康で免疫力もバッチリ
36.0 ℃:体を震わせて体内で熱を作ろうとする
35.5 ℃:長期的に続くと自律神経失調症やアレルギー症状などの不調となって現れる
35.0 ℃:がん細胞が最も増殖する体温

お灸をするならココ ①足三里

お灸で免疫力UP!!
取穴場所:ひざのお皿の下の外側のくぼみから指4本分下。

胃腸の代表的なツボ。養生をするならここは使います。
膝痛、腰痛、頭痛、こむら返り、トイレが近い、胃の不快感 等々

お灸をするならココ ②中脘

お灸で免疫力UP!!
取穴場所:胸の骨の一番下端とおへそを線で結び、その線上の中間

胃の真上にあるツボ。もちろん胃の不調に対してよく効くツボ。
胃腸の働きを整え、気血の巡りを良くし、身体全体のバランスを向上させる。