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生理痛と鍼灸

そもそも生理(月経)って何?

生理(月経、メンストゥルエーションとも呼ばれます)は、女性の生殖システムに関連する生物学的なプロセスです。生理は通常、思春期の女性から始まり、中年期まで続きます。

1. 周期的な出血:生理は通常、月に1度、子宮内膜(子宮の内側の組織)が剥がれて子宮から出血が起こるプロセスです。この出血は通常、生殖器から膣を通じて体外に排出されます。

2. 生理周期:生理は一般的に28日間の周期で起こりますが、個人によって変動することがあります。生理周期は、最初の生理日から次の生理日までの期間を指します。生理周期の中で、子宮内膜は成長し、妊娠が起こらない場合に剥がれる準備をします。

3. 生殖ホルモンの調節:生理は、卵巣からのホルモン(エストロゲンとプロゲステロンなど)の調節によって制御されます。これらのホルモンは、卵子の成熟、子宮内膜の成長、排卵、および生理の周期を調節します。

4. 生殖の一部:生理は、女性の生殖能力を示す重要なサインです。生理があることは、通常、女性の生殖システムが正常に機能していることを示します。一方で、妊娠が起こると、生理は停止します。

5. 健康の指標:生理のパターンや周期は、女性の健康に関する情報を提供する指標でもあります。不規則な生理サイクルや生理痛がある場合、これは健康問題の兆候となることがあります。

生理は一般的に女性の生活の一部であり、妊娠を避けるための避妊方法や生殖の健康管理に関連する重要な要素でもあります。

生理痛とは?

女性の月経周期(生理周期)の一部として生じる痛みや不快感を指します。一般的に、多くの女性が生理痛を経験することがありますが、痛みの強さや種類は個人差があります。
生理痛は大きく分けて以下の2つのタイプに分類されます

1. 原発性生理痛(Primary Dysmenorrhea)これは特定の病態や疾患によらず、生理周期に伴って生じる痛みです。子宮内膜が剥がれる際に生じる子宮収縮や炎症が関与していると考えられています。痛みは生理周期の最初の日々に最も強くなることが多く、腹痛や腰痛、下腹部の不快感などが特徴です。

2. 二次性生理痛(Secondary Dysmenorrhea)これは特定の病態や疾患(子宮内膜症や子宮筋腫など)が原因となっている痛みです。このタイプの生理痛は通常、原発性生理痛よりも強烈で、痛みが生理周期の前後にも続くことがあります。

生理痛は、軽度から激しいまでさまざまな程度があり、痛みに加えて吐き気、嘔吐、頭痛、倦怠感などの症状も伴うことがあります。

こないと何か問題があるの?

生理がこないこと自体が問題ではない場合もありますが、一般的には注意が必要です。生理がこない状態を「無月経(amenorrhea)」と呼び、以下の2つの主要なタイプに分けることができます:

1. 原発性無月経(Primary Amenorrhea): 女性が思春期を迎えても初めての生理がこない状態です。これは生殖システムに問題がある可能性があり、医療的な評価が必要です。原因には遺伝的な要因、内分泌異常、子宮または卵巣の発育異常、または他の身体的な問題が含まれます。

2. 二次性無月経(Secondary Amenorrhea): 女性が一度は生理があったが、ある時点から生理が来なくなる状態です。通常、妊娠、ストレス、過度のトレーニング、栄養不良、内分泌異常、甲状腺問題、ポリシスティック卵巣症候群(PCOS)などが原因となります。二次性無月経は、潜在的な健康問題の兆候であることが多いため、医師の評価が重要です。

無月経が問題とされる主な理由は以下の通りです:

1. 生殖能力への影響: 二次性無月経は、妊娠できない可能性があることを示す兆候となることがあります。生理がないため、排卵が正常に行われていない可能性が高いためです。

2. 健康問題の指標: 無月経は、栄養不良、内分泌異常、骨密度低下などの健康問題の兆候としても機能します。特に若い女性にとって、骨密度の低下は将来の骨折リスクを高める可能性があります。

したがって、無月経は単なる「問題」ではなく、健康の兆候として考えるべきです。

鍼灸施術は有効?

鍼灸施術は有効?
答えはYes

鍼灸治療で身体全体のバランス整えることでホルモンバランスも整い血流も良くなります。
特に生理痛のきつい方はものすごく冷え性の場合があります。

この場合は、鍼治療だけではなくお灸治療が有効です。
お灸って、お灸の跡が残る、くさい、我慢しないといけないとマイナスなイメージを持たれる事が多いですが当院では写真の様に直接肌の上で燃やさず、肌とお灸の間にシールを挟んでいます。これも燃やしきる事はなく8〜9割ほどで取り除きます。
その他、箱灸や棒灸、美顔器の様なお灸と色々な種類のお灸の用意があります。

辛い方は、是非一度ご相談ください。